天皇というものは、国民の一人一派をあらわすものではない。
国民全体、民族の根本的なるもの、全体的なものを一つの形に表したものである。
天皇という一つの存在に表したものであるから、それで朕と自称されるのである。
それは国民全体の、言い換えれば国民統合の象徴というものである。
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『安岡正篤活学一日一言』より(致知出版社刊)
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天皇というものは、国民の一人一派をあらわすものではない。
国民全体、民族の根本的なるもの、全体的なものを一つの形に表したものである。
天皇という一つの存在に表したものであるから、それで朕と自称されるのである。
それは国民全体の、言い換えれば国民統合の象徴というものである。