$ 0 0 位卑くして言高きは罪なり。 人の本朝に立ちて道行はれざるは恥なり。 (万章下五章)【訳】地位が低いのに、むやみに高位高官のような高言を口にするのは罪である。高位高官にありながら、一向に正しい道が行われないのは、責務を果たしていないというべきで、誠に恥ずべきことである。松陰は、「罪は身の上の問題である。 恥は心の問題である。 身の上の罪は軽く、心の上の恥は重い」と記している。