Quantcast
Channel: 芸術家く〜まん843
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7086

2014年3月12日放送100分de名著「孫子」第2回 心をつかむリーダーとは?

$
0
0

{16D789B0-639A-43CB-ADC1-051AC975B2CB:01}



「風林火山」「呉越同舟」など、一度は聞いたことのある故事成語。これらの原典となっているのが古代中国の兵法書『孫子』です。
『孫子』は紀元前500年代に呉の国に仕えて活躍した兵法家・孫武によって著されました。当時の中国は周王朝の基盤がゆらぎその隙をついて多くの国が争った時代でした。各国は富国強兵のため様々な政策をとります。それに応える形で登場したのが兵法家・孫武が記した『孫子』でした。
『孫子』は単なる戦争論ではありません。深い洞察に基づいた人間論です。そのため時代を越えて様々な人たちの間で読みつがれてきました。武田信玄や徳川家康さらにはナポレオンなど歴史上の偉人も読んでいたといいます。現代でもビジネスやスポーツなどの現場でリーダーの必読書として読まれることが多く高い人気を維持しています。
番組では『孫子』に書かれている様々な名言を通して組織を動かす心構えや上司や部下とのつきあい方、失敗を避ける心構えなどを紹介。新年度が始まろうとしている今仕事や家庭との向き合い方を考えるヒントを探ります。

第2回 心をつかむリーダーとは?
【放送時間】
2014年3月12日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
【再放送】
2014年3月19日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2014年3月19日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)
※放送時間は変更される場合があります
【ゲスト講師】
湯浅邦弘(大阪大学大学院教授)
当時の将軍は、国という大きな組織の中では中間管理職のような存在だった。そのため『孫子』には、上司(王)や部下(兵士)に対する人心掌握術が細かく記されている。『孫子』は実現が出来ないような道徳論は説かなかった。そのため『孫子』に書かれたリーダー論は、非常に具体的で実用性が高い。第2回では、将軍に向けて書かれた言葉をひもときながら、中間管理職の心得を読み解く。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 7086

Trending Articles