二宮和也&松山ケンイチという日本映画ファンが夢に見たコンビの競演が実現した映画「GANTZ」。2011年の1月に公開されたエンターテインメント超大作の続編となる「GANTZ PERFECT ANSWER」は生と死を真正面から見据えた物語に映画オリジナルの「答え」を用意した意欲作だ!東京の博物館を舞台にした「おこりんぼう星人」との死闘から5か月。玄野はこれ以上犠牲を出さずに大切な人を蘇らせるため「100てん」を目指して戦いを続けていた。しかし「ガンツ」に異変が起こり始める…。一方小さな「ガンツボール」に命じられるままに人殺しを重ねるトップモデルの鮎川。何らかの目的を持って独自に行動し始める“加藤”…。そして玄野は最強の敵「黒服星人」と対決することになるのだが激しい戦いの一方で加藤と玄野の恋人・多恵を巻き込んだ巨大な陰謀が動き始めていた…。暴走する地下鉄の中で同時多発的に繰り広げられる「黒服星人」と玄野たちのバトルをはじめとしてアクションシーンが前作以上にパワーアップ!不調をきたした「ガンツ」によって星人でもないのに「ターゲット」にされてしまった多恵を仲間たちの手から守る為に街中を駆け回る玄野。そして謎の復活を果たした加藤までが多恵と玄野に襲いかかってきて…!?玄野を演じる二宮和也と加藤役の松山ケンイチがクライマックスで見せる激しい殺陣はハリウッドのアクション映画もビックリの迫力だ!息をつく暇もないほどのスピードで展開するバトルの一方でじっくりと描かれていくのは玄野と加藤の友情と玄野と多恵の純粋すぎる恋。そして決して戦争がなくなることのないこの世界に巣食う永遠の問題をも物語はしっかりとあぶりだしていく。「やられたら、やりかえす」というシンプルな論理に基づいて圧倒的なパワーで襲い掛かってくる星人たちを前にそれでも戦うことを拒否しようとする加藤。自分の愛する人を守るためには戦うしかないという現実を前に戦いの是非を自分に向かって問い続ける玄野。戦いの末に2人がたどり着いた「答え」は果たして正解なのか。もし自分ならどうするか…考えずにはいられないはず。好きな人のために奔走する多恵の必死な姿も強い印象を残すこと間違いなしだ。二宮とは初共演ながら息の合った恋人ぶりを見せる吉高由里子に加えて戦うことが楽しくて仕方ない「黒服星人」役を演じる綾野剛、そして事件の真相に迫っていく謎の男・重田役の山田孝之、影のある美人モデル・鮎川役の伊藤歩らも大活躍!それぞれが魅せるアクションのキレと心理戦に是非ご注目!二宮&松山&綾野らイケメンたちが繰り広げるハードなアクションに酔うもよし。二宮演じる玄野&吉高演じる多恵のピュアな恋物語に身を焦がすもよし。松山演じる加藤の家族愛と友情の物語に胸を熱くするもよし。年齢や立場によって様々な楽しみ方ができる究極のエンターテインメントだ!
「あばれんぼう星人」との死闘で加藤(松山ケンイチ)を失ってから5か月。玄野(二宮和也)は「100てん」を取って加藤を生き返らせることを目的に「ガンツ」の世界で戦いを続け現実世界では多恵(吉高由里子)と一緒に加藤の弟・歩(千阪健介)の面倒を見ていた。同じ頃。人気モデルの鮎川(伊藤歩)のもとに小さなガンツの球「ガンツボール」が送られてきた。自分でも意識しないまま「ガンツボール」に操られて人を殺し続ける鮎川。鮎川の手で殺された人々は「ガンツ」の元で玄野と共に戦うことになるのだが彼らの中には「ガンツ」の世界に既視感を覚える者も。一方「ガンツ」の謎を追っていた重田(山田孝之)は「黒服星人」の壹(綾野剛)に接近を試みる。そんな中、あと少しで「100てん」を迎えようとしていた玄野の前に加藤が現れた!!加藤の様子に違和感を抱く玄野。玄野が思った通り「ガンツ」の死者のリストから加藤は消えていなかった。では現実世界に現れた加藤の正体は…?混乱する玄野だが次のターゲットである「黒服星人」と戦うために地下鉄の車両へと「転送」されていく。そして一般客も乗っている車内で激しい戦闘が勃発。その中には多恵と「ガンツボール」の指示を受けて多恵を追う鮎川そして「ガンツボール」を追う重田も乗車していた。壹との戦いの中で多恵が車内にいることを知った玄野は彼女を救おうとするが…!!熾烈を極める戦いの中で判明していく数々の「事実」と新たな「謎」。そんな中「ガンツ」が次のターゲットに「多恵」を指定した。玄野は彼女を守るために仲間と戦うことに…!果たして玄野は親友である加藤をそして愛する人を守ることができるのか?
<玄野計>二宮和也
<加藤勝>松山ケンイチ
<小島多恵>吉高由里子
<西丈一郎>本郷奏多
<鮎川映莉子>伊藤歩
<黒服・壹>綾野剛
<鈴木良一>田口トモロヲ
<重田正光>山田孝之
<原作>「GANTZ」奥浩哉(集英社/週刊ヤングジャンプ連載)
<監督>佐藤信介
<脚本>渡辺雄介
<音楽>川井憲次
<企画プロデュース>佐藤貴博
<製作指揮>宮崎洋
<製作>大山昌作 鳥嶋和彦
島谷能成 藤島ジュリーK.
堀義貴 平井文宏 村上博保
大橋善光 鳥羽乾二郎
<エグゼクティブプロデューサー>奥田誠治
<シニアプロデューサー>菅沼直樹
<プロデューサー>田中正 飯塚信弘
<ラインプロデューサー>毛利達也
<撮影監督>河津太郎
<美術監督>原田恭明
<録音>横野一氏工
<編集>今井剛
<装飾>高畠一朗
<衣装>宮本まさ江
<ヘアメイク>本田真理子
<スクリプター>田口良子
<特撮監督>神谷誠
<アクション監督>下村勇二
<CGプロデューサー>豊嶋勇作
<CGディレクター>土井
<VFXスーパーバイザー>前川英章
<特殊造型プロデューサー>蟻川昌宏