『戦いに勝てなかったとしても、ほほ笑むことぐらいはできるはずです。』
アーネスト・ヘミングウェイ[訳注]は、勇気について、“ プレッシャーの下での大らかさ ”と表現しています。
負けても優れたスポーツマンシップを示すことができれば、仲間からの注目を集め、次の勝利を誓う最初の一歩を踏み出すことになるのです。
一時的にあなたを負かした相手に、「おめでとう」と笑顔で声をかけることもできないほど、自分自身や事態を深刻に受け止めてはいけません。
まず相手の健康を願い、それから自分自身のスキルを高めて戦い続けるための努力を、再び始めるのです。
[訳注]アーネスト・ヘミングウェイ(1898~1961)
米国の小説家。1954年ノーベル文学賞授賞。
ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部より