「誤努力家」とは間違った努力をする人。つまり人から認められたい一心で努力をする人。
親にほめられたいから勉強する、上司に評価されたいから仕事をする。また自分はダメだ、自分にはできないと発言する。それまでの人生で自分はそういう人間であるとプログラムされている。
自分に自信がないので他人の評価を気にし自分を大きく見せようとする。
本当の努力家とは他人の言うことにあまり左右されず使命感に満ちて堂々としながらも謙虚。
「誤努力家」にならないよう注意しようと思う一冊。
まとめ
悪戦苦闘的努力と正しい(?)努力というのでは、ものすごく大きな違いがある。
ここで問題は、「十分なお金があるか」ではなく、あなたの人生が現在のお金の枠におさまっていて、バランスがとれているかといことだ。
誤努力家のほとんどは自己評価が低い。そのため、常に他人から認められ、ほめられようとする。
誤努力家はかなりの社会的動物である。自分に自信が持てないので、他人が自分のことをどう思っているかを気に病むわけだ。
誤努力家はプログラムされた反応であるため、何の気苦労もないように再プログラムするには時間がかかるかもしれない。