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Channel: 芸術家く〜まん843
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「一分で一生の信頼を勝ち取る法」矢野香著 ダイヤモンド社

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ビジネスにおいて最も大切な「信頼」への回帰。その証拠に震災以降業績を伸ばしているのは愚直に良質なものを提供している業者、最近話題の企業のほとんどは原価を
上げ回転率を上げることで低価格と品質向上、利益、従業員の待遇改善を実現している。

企業やメディアの情報提供の姿勢も変わり誇張された表現ではなく事実ベースの誠実なコミュニケーションが好感を持って受け入れられている。

NHKキャスター歴17年の著者が89年の伝統を持つ「NHKの秘中の秘」代々アナウンサーにだけ口伝で伝えられてきたノウハウを初公開。

「NHK式7つのルール」としてまとめられた話し方のノウハウや相手をぐっと引き寄せる「入りのひと言」の作り方、効果
的なジェスチャー方法など効果的なノウハウを提供した一冊。

まとめ

◆NHK式7つのルール
1.話す目的をハッキリさせる
2.「13文字以内」でタイトルをつける
3.結論は「最初の15秒」で言う
4.「一文50文字以内」にする
5.「4つの抑揚」で強調する
6.「1分300文字」でゆっくり話す
7.独り言から入る

伝えたいことには、「事実」と「感情」の両方が入っていることが大切。

話をするときに、「何を伝えたいか」という「何を(WHAT)」で話のポイントを考える方は大勢いるでしょう。しかし、「なぜ、伝えなくてはいけないのか」という「なぜ(WHY)」まで考えている人は少ない。

「なぜ(WHY)」を考えると、話す内容に公共性が出ます。

強調したい言葉を「間」でサンドイッチする。

●「入りのひと言」は“五感を使った独り言”でリポーターが「入りのひと言」としてよく使う「NHK式ルール」があります。それは、自分の五感を使った独り言です。「甘いおいしそうな香りがしています。こんがりと茶色に焼きあがったパンが次々と運ばれています。ここはパン工場です」

◆「I→YOU→WE法」
話をI(私)から始め、YOU(あなた)、そしてWE(私たち)と徐々に広げていくことで、聞き手を巻き込んでいく方法。

取材先からおみやげを持ち帰り、物に語らせる。

話さずに相手を惹きつける「5秒沈黙法」

◆ジェスチャーは、高さで決まる
・肩より上……「リーダーシップがあって活動的な人」
・肩からへそ……「信頼できる人」
・へそより下……「自信がなさそうな人」

ジェスチャーは、出したらそのまま3秒間止める。

演台の後ろに立って隠れた部分の表面積の量だけ、相手からの信頼が失われている。

アイコンタクトを取りたいときは、相手のまつげを探す。

自信がなくても、手を机の上に出す。

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