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Channel: 芸術家く〜まん843
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2013年6月23日放送映画「モンスターズ・インク」(TV)

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『モンスターズ・インク』(原題:Monsters, Inc.)は、2001年に公開されたディズニーとピクサー製作の長編フルCGアニメーション映画。ピクサーの長編アニメーション作品としては第4作目となる。日本では2002年3月2日に公開された。ピクサー作品では初めてジョン・ラセターが製作総指揮に回り、ピート・ドクターが初監督を務めた。

2001年のアカデミー賞では作曲賞、主題歌賞、音響効果賞、長編アニメ賞にノミネートされ、そのうち主題歌賞を受賞した。

2005年には「ディズニー・オン・アイス」の20周年記念としてこの作品が上演されている。日本で上演されるにあたってブー役の女の子は一般公募され、2人が選ばれた。またいくつかのシーンがスケートダンスに合うようオリジナルの曲が作成されている。

サリーとマイクの学生時代を描く続編『モンスターズ・ユニバーシティ』がアメリカでは2013年6月21日公開予定 (日本での公開は同年の7月)。

あらすじ

舞台はモンスターの世界。毛むくじゃらの青いモンスターサリーと、その相棒である一つ目モンスターマイクは、大企業であるモンスターズ株式会社(モンスターズ・インク)で働いている。モンスターズ・インクの業務内容は、無数に保持している“人間の子供の部屋へ通じるドア”から子供部屋にモンスター達を送り込み、怖がる子供たちの悲鳴をエネルギーに変換、モンスターの世界へ供給するというもの。この世界では「人間の子供は危険」とされており、怖がらせるのが仕事であるモンスター達は、同時に子供達を恐れてもいる。サリーはこの会社で誰からも尊敬される「ナンバー・ワンの怖がらせ屋」である。

昨今、テレビやゲームなどの影響からモンスターを怖がらない子供が増え、会社の業績は悪化、またエネルギー不足も深刻になっていた。そんなある日、サリーは人間の女の子ブーがドアの向こうからこちらへ入って来る場に居合わせてしまう。サリーとマイクは、彼女をなんとか人間の世界に戻そうと奮闘する。

登場人物

サリー
本作の主人公。本名:ジェームズ・P・サリバン(James P. Sullivan)。モンスターズ・インク社内一の怖がらせ屋で、悲鳴エネルギー獲得量はいつもトップ。240センチの巨体に2本の角、紫斑点のある青緑の毛むくじゃらの姿が特徴。外見は恐ろしげだが、性格は温厚で社員達からも慕われる人気者。毎日の筋トレを欠かさず、ウォーターヌース社長から仕込まれた吠え声は今や社長すらも驚かせるほど。モンスター・シティ市民の憧れの的でもある。自分達の世界に入り込んだ少女に出会ってからは、ただ彼女を怖がるだけであったが、過ごしていくうちに情が移って彼女を「ブー」と名付け、今まで誰も犯したことのなかった「人間の子供を愛してはいけない」という掟を破ってしまう。そして彼女を元の世界に戻すため、徐々にマイクをも引きずり込んでの大騒動に…。
事件解決後はCDAに逮捕されたウォーターヌースの跡を継いで4代目の社長となり、ブーとの冒険で笑い声が悲鳴の10倍もエネルギーを持つことがわかり、怖がらせる代わりに子供を笑わせてエネルギーを供給するシステムでモンスターズ・インクを再始動させた。今では社員も子供も楽しくいられる会社となった。一人称は「俺」だが一部の本やCMなどでは「僕」と呼ぶこともある。

マイク
本名:マイク・ワゾウスキ(Mike Wazowski)。サリーの親友であり、仕事のアシスタントでもある。見かけは一つ目で、緑のボールから手足が生えたような体つき。モンスターズ社受付のセリアと熱愛中。お調子者で頭の回転が速くよくしゃべるが、そそっかしい性格。書類の整理ができないため、事務担当のロズが大の苦手でよく心にもないお世辞を言って機嫌を取ろうとするが毎回見抜かれている。サリーに協力してもらい、セリアのため、最高のデートを企画するがランドール達の策略でモンスター界にやってきたブーの出現により最悪なデートになってしまう。現実主義だがサリーやブーのことを心配する一面もある。EDではその場を誤魔化すために出任せに言った『とにかくそれを送り返そう、さもないと』を本当に劇場化し、ラストには彼と瓜二つのママが登場した。一人称は「俺」。
ブー
モンスターの世界へ入り込んでしまった少女。本名:メアリー・ギブス。まだ言葉をうまく話せないが、サリーを「にゃんにゃん(Kitty)」と呼んで懐き、マイクのフルネームも覚えてしまう。再び会社へ侵入する際にはサリーが作成したモンスターの着ぐるみを着用している。
モデルはスタッフのロブ・ギブスの娘で当時2歳のメアリー・ギブス。声を録音するためピクサーへ連れてこられた。: サリーたちと別れを告げた後、ドアはドアシュレッダーによって処分されてしまったが、マイクの手によって修復され、サリーが保管しておいたドアの破片をはめたことにより再会を果たした。

ランドール
本名:ランドール・ボッグス(Randall Boggs)。外見は8本の手足を持つ紫色のトカゲのようなモンスター。カメレオンのように体色を周囲の風景と同化させ、まるで消え去ったかのように見せる能力を持つ。社内ではサリーに次ぐ第2位の怖がらせ屋で、1位のサリーを常にライバル視している(一瞬だけサリーを追い抜かしたことがあるがすぐ2位に転落したうえにさらに差を広げた)。しかし温厚で誰にも社交的なサリーとは逆に、勝気で業績を上げるためなら手段を選ばない性格で自分の名誉のことしか考えておらずアシスタントを乱暴にこき使うなどの行動からマイクや他の社員には嫌われており、彼を雇った社長のウォーターヌースにすら「サリバンの足元にも及ばない」と言われるなど信頼されていない。最後は、ブーにやっつけられ、サリーによって、ドアの向こうの世界へ放り込まれた。一人称は「俺」。

ファンガス(Jeff Fungus)
三つ目に眼鏡をかけたランドールのアシスタント。臆病な性格で、ランドールに対していつも怯えている。事件解決後は爆笑フロアで子ども達を笑わせるために日々腕を磨いている。

ウォーターヌース
本名:ヘンリー・J・ウォーターヌース三世(Henry J. Waternoose Ⅲ)。上半身はスーツを着た人間形だが、目が5個あり、下半身はカニのような多足型モンスター。現モンスターズインク社長で、祖父が始めた会社を受け継いだ3代目。サリーに手ほどきをしたのも彼である。サリーに期待と信頼を寄せる一方、エネルギー需要の伸び悩みによる業績不振に悩んでいる。一人称は「私」。
実は全ての事件の黒幕。ランドールとファンガスを使って悲鳴吸引マシンを開発し、誘拐した子供から無理やり悲鳴エネルギーを取ろうとしていた。自身の邪魔したサリーをネパールのヒマラヤ山脈の吹雪の中に追放するが、最後はサリーに騙されて入ってきたシミュレーションルームにて本性を暴露してしまい、社長の権限を剥奪されると同時に逮捕された。

セリア(Celia Mae)
モンスターズ・インクの受付レディ。マイクと熱愛中。一つ目で髪の毛すべてが蛇、手足は触手、スレンダーボディの外見の持ち主。マイクは彼女を「ハニー」と呼び、彼女はマイクを「ギョロ目ちゃん(喧嘩中は「マイク・ワゾウスキ」とフルネームで呼ぶ。但し、ハリーハウゼンから逃げる際、「ギョロ目ちゃん」「マイク」と呼んだことがある。)」と呼んでいる。実はブーがモンスター界に来た日はセリアの誕生日だったがブーの出現でめちゃくちゃにされる。一度はマイクとは破局寸前までいったが真相を知り、マイクと和解し、ブーを元の世界に返す協力してくれた。一人称は「私」。

ロズ(Roz)
モンスターズ・インクで事務を担当するナメクジおばさん。無愛想でスローな口調が特徴だが、仕事の鬼であり、書類の不備が多いマイクに常に目を光らせている。実は事務担当は社内での表の顔で、正体はCDAの隊長だったことが判明する。NG集では登場しない場面に突然登場し、出演者を驚かすなど普段の態度から想像できないほどイタズラ好きでお茶目な一面を見せた。

ジェリー
絶叫フロアのマネージャー。作業開始のカウントダウンを行う。
指が7本あるためカウントダウンは7から行う。掛け声は「本番7秒前」

イエティ
過去に何らかの理由でモンスターシティから追放され、ヒマラヤで暮らす気の良い雪男で今の暮らしを楽しんでいる。吹雪でレモン味のアイスを作る。彼の話では前までビックフッドと一緒だったらしい。なお、マイクによるとネッシーも追放されたようである。一人称は「俺」。

ジョージ
本名はジョージ・サンダーソン(George Sanderson)、モンスタースケアラーの一員。頭の一本角と、全身を覆うオレンジの体毛が特徴的だが、うっかり子供の靴下を体につけたまま帰還したためCDAに全て毛を剃られ消毒されてしまった。事件解決後はチャームポイントのオレンジの体毛は全て生え変わっていた。業績は5万9146点で8位。

チャーリー
ジョージのアシスタント。普段は人間界の仲良し兄弟のような仲だが、劇中で何度もCDA(Child Detection Agency、子供検疫局)の世話になるジョージに靴下を口に突っ込まれ黙らせられ、更にドアから人間の世界に放り込まれる。ただし、ウォーターヌースが逮捕された後は、元の世界に戻っている。玩具「スケアリーフィギュア」では名前が「レイ」だった。

スミッティ
ニードルマン
会社の掃除係。また、ゴミをダスト・シュートに捨てる係や不用品のドアを始末する係も彼らの仕事である。背の高いほうがニードルマンで、低いほうがスミッティ。サリーを尊敬している。漫才コンビのような会話を繰り広げ、NG集でも漫才を見せた。一人称は二人とも「俺」。

タデウス・バイル
新入りの怖がらせ屋。間抜けで練習でも失敗ばかりだが事件後、そのおっちょこちょいなところが笑いに繋がったためか採用され働いていた。あだ名は「フレム」。

フリント(Flint)
新人の教育係。

トニー
モンスターの街の八百屋。サリーとマイクとは仲がいい様子。外見はリベラに似ている。

テッド
巨大すぎて脚しか画面に映らないモンスター。鶏のような鳴き声。音声解説によると、有名な怪獣映画から鳴き声を取ろうとしたが、版権の問題で鶏のような鳴き声になった。エンディングのNGシーン集ではトイ・ストーリーシリーズのレックスもテッド役のオーディションを受けていたことが判明したがモンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”では正式に全身絵が登場しているがレックスとは別人となっているため、落選した模様。

ワックスフォード
ジョーンズのアシスタントで五つの目がついており、それを指の様に使っている。また、弾みで帽子が取れることもしばしば。マイクがランドールに事件に関与したか聞かれ、彼を指して「あいつが犯人だ。いかにも怪しそうじゃないか」と言い罪をなすりつけられている。

チョロディー
ニードルマン・スミッティ同様、会社の掃除係。だが歩くと液体が出るので、いつも汚してしまう。

ハリー
ハリーハウゼンの寿司職人で、タコ型のモンスター。劇中では名前は明らかにされていないが、名前は店の名前から来ている。
怖がらせ屋

ほぼ全員、名前はスタッフからとられている。また、一部本名が名前の由来となったスタッフの本名そのものである者も有る。

クロウズ
怖がらせの際にツメを生やすモンスター。見た目はいかついが泣き虫で、いつもアシスタントに「しっかりしろ!」と殴られている。業績は12位。一部書籍では名前が「ピート・ワード」(ピート・ドクターとジェイ・ワードからとられている)と記されていた。

ポーリー
仕事の際に多数の目玉を顔に付けるが、接触が悪いのか落ちてしまうことも。業績は11位。
名前はプロダクション・デザイナーのボブ・ポーリーから。

ボブ
鋭い入れ歯をはめて怖がらせるモンスター。業績は6位。名前はボブ・ピーターソンから。スコアボードには「Peterson」と表記。

フランク
ボブのアシスタント。サリーとマイクがブーをドアの向こうへ返そうと会社に入ったとき、挨拶した。

シュミット
顔の部分から長い腕と脚が生えたモンスター。クロウズとは仲がいいようで、何かと彼と一緒にいることが多い。業績は10位。名前はロブ・シュミットから。

リッキー
ワニのような頭部から足が生え、鋭い牙が並ぶ大きな口をもつモンスター。業績は9位。

ジョー
ポーリーと同じ体型で色が黒く、三つ目のモンスター。業績は3位。名前はジョー・ランフトから。スコアボードには「Ranft」と表記。

バド
毛で覆われた頭部と触手をもつモンスター。業績は4位。名前はバド・ラッキーから。スコアボードには「Luckey」と表記。

ジョーンズ
仕事の際に身体から多数のトゲを生やすモンスター。業績は7位。

リベラ
六本ずつの手足をもつモンスター。業績は5位。名前はジョナス・リベラからと思われる。

ガーソン
頭に脚が直接生えた姿をしているが絶叫フロアでは最下位のモンスター。名前は脚本家のダン・ガーソンからとられている。関連書籍などでは「ハーレー」(これもスタッフのハーレイ・ジェサップよりとられている)と紹介されていた。

キャスト(声の出演)

役名 原語版声優 日本語吹替

ジェームズ・P・サリバン ジョン・グッドマン 石塚英彦
(ホンジャマカ)

マイク・ワゾウスキ ビリー・クリスタル 田中裕二
(爆笑問題)

ブー メアリー・ギブス 井上愛理

ランドール・ボッグス スティーヴ・ブシェミ 青山穣

ヘンリー・J・ウォーターヌース社長 ジェームズ・コバーン 大平透

セリア・メイ ジェニファー・ティリー 高乃麗

ロズ ボブ・ピーターソン 磯辺万沙子

イエティ ジョン・ラッツェンバーガー 立木文彦

ニードルマン ダン・ガーソン 亀山助清

スミティ 長島雄一

ジェフ・ファンガス フランク・オズ 牛山茂

タデウス・フレム・バイル ジェフ・ピジョン 高戸靖広

ジョージ・サンダーソン サミュエル・ロード・ブラック 茶風林

ジェリー(フロア・マネージャー) スティーブ・サスキンド 高宮俊介

フリント ボニー・ハント 渡辺美佐

チャーリー フィリップ・プロクター 檀臣幸

クロウズ ジョー・ランフト 斎藤志郎

寿司職人 ピート・ドクター
トニー グイド・カローニ 稲葉実

テッド フランク・ウェルカー 原語流用

CDA(子供検疫局) 堀井真吾

社内保育の先生 堀越真己

コマーシャルのナレーター 大川透

新人研修生 三宅健太

レックス ウォーレス・ショーン
(ノンクレジット) 三ツ矢雄二

スタッフ

Monsters, Inc.
監督 ピート・ドクター
共同監督
デヴィッド・シルヴァーマン
リー・アンクリッチ
脚本
ダン・ガーソン
アンドリュー・スタントン
原案
ピート・ドクター
ジル・カルトン
ジェフ・ピジョン
ラルフ・エグルストン
製作 ダーラ・K・アンダーソン
製作総指揮
ジョン・ラセター
アンドリュー・スタントン
音楽 ランディ・ニューマン
主題歌
君がいないと ("If I Didn't Have You")
歌:ジョン・グッドマン&ビリー・クリスタル 日本語吹替版:石塚英彦(ホンジャマカ)&田中裕二(爆笑問題)
編集 ジム・スチュワート
ロバート・グラハムジョーンズ
製作会社 ピクサー・アニメーション・スタジオ
配給 ブエナ・ビスタ
公開 2001年11月2日
2002年2月8日
2002年3月2日
上映時間 94分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $115,000,000
興行収入 $525,366,597
次作 モンスターズ・ユニバーシティ

トリビア

今作のオープニング前のディズニー・ピクサーのロゴ表記は短縮版である。
サリーとマイクを漫才コンビに例えると、サリーがボケ役でマイクがツッコミ役(ノリツッコミが多い)。ちなみに日本語吹き替え版でサリーを演じた石塚英彦とマイクを演じた田中裕二の本業もお笑い芸人である(石塚がホンジャマカのボケ役、田中が爆笑問題のツッコミ役)。
マイクとセリアがデートをする寿司レストラン「ハリーハウゼン」は、著名モデルアニメーターであるレイ・ハリーハウゼンの名前に由来している。
原語版の子供の悲鳴は無理矢理ピクサーへ連れて来られたスタッフの子供の声。
映画を通してピクサー作品に登場する3DCGのセットがいくつか流用されている。
ランドールが追放されたドアの行き先である人間界は実は、バグズ・ライフに登場する虫の街があるトレーラーハウスと同じセットである。そして、そのトレーラーハウスを引く車こそが、すべてのピクサー作品に登場するピザプラネットのデリバリーバン「GYOZAバン」である。ちなみに、トレーラーハウス内には映画『ファインディング・ニモ』のニモがいる。
サリーがブーを部屋に戻して別れる場面では、部屋に散らかった玩具の中に映画『ファインディング・ニモ』のニモや映画『トイ・ストーリー2』のジェシーとアルファベットブロック、ピクサーのショートフィルムのボールが登場する。
NG集では、朝の通勤シーンにて映画『トイ・ストーリー』のレックス(声:三ツ矢雄二)が登場する。
5作後のウォーリーでレックスとマイクのおもちゃが登場する。
日本での上映は2002年3月2日から始まったが、大好評のため大幅に延長され同年7月中旬までのロングランとなった。
本編終了後のスタッフロールと共に、本来アニメーション作品ではあり得ないはずの「NG集(普通の映画作品で起こりそうなNGを数場面紹介)」と、本編でマイクが誤魔化しのネタとして使ったミュージカルを本当に上演する場面が流れる。
これらのシーンは、本作が衛星放送のWOWOWで最初に放送された際には一切無くなりスタッフロールのみに置き換えられたが、その後の放送では復活している。
国内向けのDVD版には、エンドロールのNG集のほか、映像特典としてスタッフロールのないNG集も別途収録されている。しかし、国内向けのBlu-ray Disc版には、WOWOWの初回放送と同様にスタッフロールにNG集は含まれず、スタッフロールなしの映像特典としてのみ収録されている。
ピクサーの次回作品である『ファインディング・ニモ』のスタッフロールでは、水中を横切るマイクがカメオ出演している。
ピクサー作品の『カーズ』(2006年)ではエンディングでパロディー映画「モンスター・トラック・インク」として登場。サリーとマイク、イエティはモンスタートラック(サリーはフォード・エクスペディション風、マイクはイソ・イセッタ風の三輪車、イエティは一般的な雪上車風)になっており、人間界(自動車界)のヒマラヤに追放されたシーンを演じる。マイクの声優は田中裕二でも三ツ矢雄二でもなく高木渉が担当している。また、『メーターの東京レース』でもハリーハウゼン店内にモンスタートラック版マイクとサリーが一瞬登場する。
マイクが子供を笑わせるシーンの時、子供の部屋にトゥモローランドとピクサー短編の『バウンディン』のポスターが貼ってあるのが見える。
サリーとマイクが通勤する途中、モンスターが新聞を燃やす場面で、後ろの店にはディズニー映画『ピノキオ』に登場するクジラ、モンストロのポスターが貼ってある。
扉の保管庫のシーンで、障子や襖があり富士山が見える日本の家と、エッフェル塔が見えるフランスの家を通過する。作品中で具体的に描かれる国は、これに「東海岸を目標」と表現されたアメリカを加えた3ヶ国だが、この3つの国には共にディズニーパークがある(本作品公開当時は香港パークは未完成)。ちなみに日本の家ではサリーは非常に慌てていたため襖の開け方を忘れてしまい、それをマイクに指摘されている。



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