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Channel: 芸術家く〜まん843
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「1秒POP」竹内謙礼 すばる舎

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799102915/businessbookm-22/ref=nosim

かつて2年連続で楽天市場のショップ・オブ・ザ・イヤー「ベスト店長賞」を受賞し、現在は販促コンサルタントとして活躍中の竹内謙礼さんによるPOPの書き方。

『1秒POP』というのは、1秒で来店客に訴求でき、書く側も1秒で構想できる、そんなPOP作りを指しています。

事例は、いずれも愛知県みよし市にあるシ
ョッピングモール「アイ・モール三好」で成功したPOP事例。

著者が同ショッピングモールでPOPの勉強会を行い、出店している専門店に作ってもらった『1秒POP』で成果を出したものだけを厳選して掲載。

お米の販売が月間120kgから140kgに伸びた、コメマルシェ旨米屋のPOP<テレビCMの『ゆめぴりか』あります>や、「おにぎりデー」に1000個の販売に成功した穂波大喰堂の<本日おにぎりデーおにぎり全品105円 唐揚げパック(3個入り)150円→105円>、329枚の販売に成功した四代目横井製麺所の<じわ?っと甘い 店内仕込みの大判きつね《1枚》80円>など、実際に効果のあった事例ばかり。

実際のPOPの写真がバッチリ掲載されているので、実際に見て研究してみるとよいでしょう。

3章、4章にまとめられた「テンプレート」。

この「型」と「ルール」に当てはめれば誰でも売れるPOPが書けるというもので、学んでおいて損はないでしょう。

「1000本完売」「5分に1個売れています」「朝市限定販売」など、売れる言葉の例がたくさん紹介されているので、店舗経営者は、手元に置いておくと重宝すると思います。

まとめ

POPは「読む」のではなく「見る」もの。

残念ながら、文字だらけのPOPというのは、売れた試しがあまりありません。

そもそも、POPを作る際に、時間をかけて頭を悩ますような商品は、売れない商品であるケースのほうが圧倒的に多い。

集客用のPOPは、とにかく、目立たせて大きく作ることが大切。

購入後のイメージを湧かせる言葉を挿入。

POPの大きさと商品の売れ行きは比例する。

15字以上、20字以内に収めるのが理想。

商品の「一番のお得」を書く。

売る側が、自信を持って売っていない商品を、お客さんが買うはずがありません。

POPの内容ではなく形や色で差をつける。

写真付きのPOPは、文字だけのPOPに比べて、お客さんの視線がPOPに集まりやすくなる。

8割をキャッチコピーとビジュアルで占める。

ハッピーになった体験を伝える。

楽しそうなビジュアルに言葉を挟む。

売っている人が顔写真まで出して“保証”をすることによって、安心感を与えることが、スタッフPOPの狙い。

「1000本完売」「5分に1個売れています」等のように、数字を使えば“売れている感”を具体的にキャッチコピーで表現できます。

「私も使っています」「40代の主婦に人気」等のリアリティのある“事実”を、そのままキャッチコピーにするのも一手です。

強調ポイントを箇条書きにまとめることで、より違いが鮮明に。

「天国の美味しさ」「ダイナマイト感動」等、“ありきたりな言葉”に“ありえない言葉”を付け足すと、インパクトのある短くて伝わりやすい言葉に変化させることができます。


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