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Channel: 芸術家く〜まん843
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2014年1月15日100分de名著「風姿花伝」第1回「珍しきが花」鑑賞

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世阿弥「風姿花伝」
年の始まりにあたり1年の計画をたてる人もいるでしょう。そこで「100分de名著」1月シリーズでは、能の理論書「風姿花伝」を取りあげます。 「風姿花伝」の著者は世阿弥。室町時代に父の観阿弥と共に能の基本を作った人物です。
世阿弥が生きていた時、能は猿楽と呼ばれ様々な一座が得意技を生かして演じていました。激しい競争に打ち勝つため世阿弥は自分がつかんだノウハウを子孫のために数多くの「伝書」として書き残します。その中で最も有名なのが、30代後半の時に記した「風姿花伝」です。演技論、芸術論として書かれた本ですがその内容は明解で示唆に富み、人生論として読むことが出来ます。
番組では「風姿花伝」を読み解くことで競争社会で良い仕事をするためには何が必要なのか。またより良い人生を送るためにはどんな心がけが大切なのかをひもといていきます。 

第1回 珍しきが花
【放送時間】
2014年1月8日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)
【再放送】
2014年1月15日(水)午前5:30~5:55/Eテレ(教育)
2014年1月15日(水)午後0:25~0:50/Eテレ(教育)

【ゲスト講師】
土屋惠一郎(明治大学法学部教授)

世阿弥は、人間が感じる「面白さ」には普遍性が有り、時代や身分を越えることを知っていた。そのため、万人に受ける「珍しさ」をどう演出するかに心を砕き、常に斬新な工夫を凝らしていた。第1回では、世阿弥が仕掛けた様々なイノベーションを通して、世阿弥の信念を明らかにする。

常に飽きられないように新しく改革していった世阿弥。後世まで伝えられる能の基本を創作した。素晴らしい。

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