父親がフランス人のパン職人で、幼いときはパン職人になりたかった女優・瀬戸カトリーヌが、世界のパンが楽しめる「日本一のパンの街」港町・神戸でパン修業。父をうならせるパンが焼けるか? 今回は作るのが難しいパンの代表「クロワッサン」。サクサクとした食感に焼き上げるには、厳しい温度管理が必要。本国からレジオンドヌール勲章を授与されたフランスパンの達人、フィリップ・ビゴさんに習う。
第7・8回 講師
フィリップ・ビゴ(ふぃりっぷ びご)
フランスパン店店主。フランス・ノルマンディー地方のパン店の3代目として生まれる。フランス国立製粉学校製パン科を卒業後、1965年に来日。大手パンメーカーで働いた後、1972年に独立して自身の店をオープン。日本におけるフランスパン普及に貢献した功績が称えられ、フランス大統領よりレジオンドヌール勲章を授与された。
生徒
瀬戸カトリーヌ(せと かとりーぬ)
女優、タレント。フランス、パリ生まれ。3歳で来日し、神戸には12歳から19歳まで暮らす。父はフランス人で、元パン店店主。今は製菓学校の講師を務める。日本人の母は、大阪の元喜劇女優。両親は現在も神戸市在住。愛犬はフレンチブルドッグながら、名前は“フォカッチャ”。