インテリア・デザイン市場のための国際見本市「インテリア ライフスタイル」が今年も6月4日から6日の3日間、東京ビッグサイトで開催される。
毎回話題のアトリウム特別企画は「Welcome to my home!」がテーマ。さまざまな切り口で新しい「集い」のスタイルを提案する。ディレクションを手掛けるのはJamo Associates。人の生活にまつわる要素すべてを“空間”と捉えたデザインコンセプトが、国内外で注目されているデザインスタジオだ。今回のコラボレーションでは、アトリウム会場を1軒の家に見たてたダイナミックな空間で、食をめぐるアイテムを始め、家具、インテリア、食器、家電、テキスタイル、デコレーション、デザインアイテムなどを紹介する。
中でも注目したいのが「インテリア ライフスタイル」初出展となるFritz Hansen(フリッツ・ハンセン)とmina perhonen(ミナ ペルホネン)。デンマークを代表する家具メーカー、フリッツ・ハンセンは、スペイン人デザイナーのハイメ・アジョン氏とともに開発に取り組んだ新ラウンジチェア「Ro™(ロオ)」を紹介。人気のファッションブランド、ミナ ペルホネンは新開発した両面モールスキンの生地「dop」全17色をお披露目するほか、Artekのスツール60にミナ ペルホネンの生地を貼ったエディションも発表する。
そのほかにも、角田陽太氏がデザインした食器シリーズ「Common」や、鈴木啓太氏による銅鋳物の技術を用いたプロダクト「RED & WHITE」、深澤直人氏が手掛ける岐阜県産ヒノキ材の「まな板」など、話題の新製品が盛りだくさん。若手デザイナーを応援する「TALENTS」、新規ブランドを厳選した「NEXT」のコーナーも見逃せない。