籠城からひと月近くが過ぎた9月15日。八重(綾瀬はるか)の心配を受けながら、権八(松重豊)は補給路を奪還するために出陣する。新政府軍は鶴ヶ城に一日に二千発を超える砲弾を撃ち込み、天守閣は無残な姿になりつつあった。
それでも最後まで会津の意地を貫こうと戦う家臣たちの姿を見た容保(綾野剛)は、ついに降伏を決意。使者として秋月(北村有起哉)を向かわせるが、降伏の嘆願が板垣(加藤雅也)ら新政府軍に受け入れられる前に、権八が敵弾によって倒れてしまう。
父との別れ
頑固で厳しいイメージとは裏腹に、おちゃめで優しい一面をのぞかせた八重の父・権八。戦場でもその優しさは変わらず、娘を思い、仲間を思うその姿に、心動かされた人も多いはず。しかし、そんな父に悲劇が…。
ついに、このときが…!
新政府軍の怒涛の攻撃に、藩士たちは身も心もボロボロ。城も崩壊寸前まで追い詰められ、容保は泣く泣く降伏を決意します。それでもなお、逆賊の汚名を返上すべく、最後まで「ならぬことはならぬ」の会津魂を貫き通す藩士たち。つらく悲しき戦いに、終止符が打たれます。
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2013年7月21日放送八重の桜第29回「鶴ヶ城開城」
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