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Channel: 芸術家く〜まん843
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大人気バンドシャ乱Qのドラム・作詞を担うスゴい人!まこと様

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本日登場するスゴい人は、大人気バンド“シャ乱Q”のドラマーであり、作詞家。

1992年にメジャーデビューし、1994年に発売した「上・京・物・語」がスマッシュヒット。
更に同年の「シングルベッド」がミリオンセールスを記録。
翌年「ズルい女」で大ブレイクし、以後ヒット曲を連発した。

「上・京・物・語」や「空を見なよ」など
彼の作詞によるヒット曲も多い。
作詞家としては、他のアーティストへの作詞提供も行っている。

さあ・・・
シャ乱Q
ドラム
まこと様の登場です!
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「誠実」

近藤真彦さんに憧れて、憧れに近づきたいという想いで楽器を始めました。
歌ったりギターを弾いたりしたけれど一番にはなれそうになくて、15歳の時にドラムなら1番になれるかもしれないと思って
ドラムを始めました。
何をやるにもやるからには必ず一番になりたいし、プロになりたいんです。
ドラムが大好きでスティックを持っていないと落ち着かないので、ご飯とお風呂の時間以外はずっと練習時間でしたね。

高校卒業後は大学にも行かず、20歳でプロになると決めて色々なジャンルのバンドを掛け持ちしました。
親は心配していたけど、自分よりドラムが好きな人はなかなかいないだろうって自信があったから、不安にはなりませんでした。

20歳頃になって
「ある程度まで行くと、技術だけではなくて、総合的にバランスが取れている人がミュージシャンとして成功している」
と気づいたんです。
ドラムはバンドを支える役目だから、バンドで求められる演奏を柔軟に行い誠実であればきっと努力は報われると信じて、チャンスを待ちました。
自分が人を引っ張るタイプでなければ、才能のある人に信頼される立場になって決して裏切らない事が大切です。

メンバーとの出会いは20歳の時。
他のメンバーは大学生で、就職したくない人達をつんく♂が集めたんです。
言葉では言い表せないけど、最初に集まった時からメンバーには光るものを感じていました。

23、4歳でデビューが決まって上京して、それからが大変でした。
それまでは曲ができたら録音をしていたのが、CDリリースのタイミングも予め決めるので曲作りに期限ができるし、趣味で聴いていた音楽も全部が敵になってしまうから楽しく聴けなくて、音楽が嫌いになってしまいました。
デビューして2~3年でヒットを出さないと契約が打ち切りになってしまうので、常に焦りはありましたね。

そんな中で「上・京・物・語」が3万枚くらい売れて少しヒットして、「シングルベッド」が大当たりして、「ズルい女」で持ちこたえて、やっと軌道に乗った感じでした。

当時はいつもお腹がすいていて本当に苦しかったけど、ただ、あの時諦めて大阪に帰っていたらずっと他人を羨んで、もしかしたら妬んでいたかもしれない。
そう思うと、諦めずに続けて良かったですね。

今ここにいられるのは、メンバーのおかげです。
これからは、自分が憧れた人がいたように、誰かがそう思ってくれるような存在になれたらいいなと思っています。


「日刊スゴい人」より

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